ブレインパッドは長年のデータ活用の知見やAI技術を集約し、インターネット広告分野における新たな自社開発AIソリューションを発表した。
ブレインパッドは、自社開発のAI型インターネット広告運用ソリューション「FUSE LIGHT(フューズライト)」の提供を開始すると発表した。
FUSE LIGHTはキーワード設定や広告文の作成、媒体別の予算配分、入札金額の調整などの広告運用業務をAIが自動化するもの。広告運用の知識や経験がなくても簡単にデジタルマーケティングを始めることができる。
今回の新サービスでは、これまで「インターネット広告は難しそう」「専門家に任せないと無理」といった先入観から、旧来のチラシやDM、専門情報サイトへの掲載による販促活動が中心となっていた事業規模の比較的小さな企業(個店)でも気軽にインターネット広告を活用できるようになることを狙う。
FUSE LIGHTの操作はスマートフォンで完結し、「チャット(対話)形式」の親しみやすいUIを採用しているため、普段PCを使うことがない人でも直感的に使うことができる。インターネット広告に関する事前の学習や知識が必要なく、1分程度の作業で広告配信を開始できる。
利用料金は月額3980円から。インターネット広告の運用を専門業者に委託した場合、広告出稿にかかる費用に加え、別途数十%の手数料や、初期設定費用が発生することが一般的だが、専門家に委託していた作業をAIで自動化することで、月額のツール利用料金と媒体費用のみで広告運用が可能になり人的コストの削減にも貢献する。最低利用期間は最低1カ月、最低出稿金額は1万円から設定できるので、気軽なお試し利用もできる。 また、広告の開始・停止も自由自在なため、例えば、美容店や飲食店なら予約が少ない週だけ、教育機関なら生徒の募集期間だけといった、事業のシーンごとに柔軟に利用することも可能だ。
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