ビルコムは、クラウド型PR効果測定ツール「PR Analyzer」に、競合他社を含めた相対的な露出シェアを可視化する機能を追加したと発表した。
ビルコムは、クラウド型PR効果測定ツール「PR Analyzer」に、シェアオブボイス(SOV)を可視化する機能を追加したと発表した。
SOVは、自社と競合ブランドにおけるテレビ・新聞・雑誌・Webの露出状況について、業界内での露出シェアを示したもの。マーケティング活動の中で、広告費などの絶対量でなく相対量としての露出シェアを測ることが重要という考え方の下、広告分野のみならずPRにおいても重要指標として近年取り入れられつつある。
これまで、SOVの計測には、競合全ての露出を把握してまとめる工数がかかることが課題とされてきたが、PR Analyzerは、競合となる企業・ブランド名を登録すれば、テレビ・新聞・雑誌・Webの露出を一括してクリッピングし、グラフ化できるようにした。これにより、PR部門の担当者が集計に費やす工数を削減し、スピーディーかつ効果的なPR戦略立案が可能になるという。
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