Facebook広告のLift APIを活用した新しい広告運用手法、セプテーニが構築リアルタイムで広告運用のPDCAを回すことが可能に

セプテーニは「Lift API」を活用した新しい広告運用手法「Conversion Lift Based Optimization」を構築した。

» 2018年11月13日 23時30分 公開
[ITmedia マーケティング]

 セプテーニは、Facebook広告の公式APIパートナーのみ使用可能な「Lift API」を導入し、Facebook広告においてビュースルー効果をより正確に評価しながらリアルタイムで広告運用のPDCAを回すことが可能な新しい広告運用手法「Conversion Lift Based Optimization」を構築した。

 Facebook広告において、広告効果をより正確に評価するためには、ユーザーが広告接触直後どれだけクリックしたかを成果とするクリックスルーコンバージョンだけでなく、広告接触後の間接的な行動変容も成果とするビュースルーコンバージョンを測定することが重要になっている。

 このビュースルーコンバージョンの測定には、Facebook広告のコンバージョンリフト調査の実施が有効だが、従来の手法では、キャンペーン後からレポートまで一定期間を要するため、短期間では広告運用におけるPDCAを回しにくいことが課題となっていた。

 Conversion Lift Based Optimizationは、Lift APIを活用し、コンバージョンリフト調査を半自動化させ、リアルタイムでコンバージョンリフト値を確認しながら広告運用ができる手法。この手法を用いることにより、広告効果の正確な評価に基づいて、ターゲティングやクリエイティブなど即時にPDCAを回すことが可能となるため、より迅速に広告運用を最適化し、広告主企業の広告効果の向上を図ることができる。

 Conversion Lift Based Optimizationを活用し実施しU-NEXTのFacebook広告におけるキャンペーン事例では、クリックスルーコンバージョンをベースとした広告運用の手法と比べ、2〜4倍の広告効果向上を確認することができたという。

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