電通は、テレビ広告とインターネット広告の統合プランニングを実現する「STADIA」の機能を拡張し、OOH(屋外・交通)広告をも統合するツール「STADIA OOHプラス」(β版)を開発した。
電通は、統合マーケティングフレームワーク「People Driven Marketing」の強化に向けて、マスとデジタルにおける広告の相乗効果を最大化する統合マーケティングプラットフォーム「STADIA(スタジア)」の機能を拡張し、OOH(屋外・交通)広告をも統合するツール「STADIA OOHプラス」(β版)を開発した。
STADIAには2018年4月時点で、テレビ受像機や録画機合計約160万台の実視聴ログデータと約700万台のモバイルデバイスのID、約2000万件のCookie_idにひも付くオーディエンスデータと、約5万人の調査モニターが統合され、人単位の行動計測が可能になっている。これにより、オン/オフラインの広告接触に伴う行動喚起(サイト送客や会員登録など)や認知醸成、興味喚起といった態度変容の効果を検証し、改善施策を導くことができる。また、チャネルをまたいだ統合的な広告プランニングにもSTADIAを活用できる。
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