グランドデザインと北海道大学、マーケティング活用を主眼とした人工知能の共同研究を開始「Gotcha!mall」に成果を実装へ

グランドデザインと北海道大学は2017年8月7日、北海道大学 産学・地域協働推進機構に人工知能分野の研究部門を設置したと発表した。

» 2017年08月08日 12時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 グランドデザインと北海道大学は2017年8月7日、北海道大学産学・地域協働推進機構に産業創出部門(人工知能活用マーケティング部門、名称:グランドデザイン・北大人工知能マーケティング活用研究所)を設置したと発表した。

 両者はイコールパートナーシップの下、それぞれが持つ独創的な研究および製品化技術を融合し、マーケティング活用に主眼を置いた人工知能研究および開発を行う。とりわけ、さまざまな性質を持ち、かつ異なる環境下にいる生活者に対してどのような契機やインセンティブが提供されれば消費意欲やブランド好感度が増し、積極的な購買行動に発展するかを個別判断できる人工知能について研究し、その成果をグランドデザインが開発運営する「Gotcha!mall」へ実装することを目指す。一例として、人工知能によるチャットボット型コンシェルジュを用意し、会話の内容をもとにユーザーの買い物体験向上につなげる機能開発を行い、「Gotcha!mall」に参画する大手小売店鋪や商品とのマッチング力を強化する。

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