ジーニーは、「GenieeSSP」にスマートフォンアプリ向け動画リワード広告のメディエーション機能を追加した。
アドテクノロジー関連サービスを提供するジーニーは、インターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」において、パブリッシャー(アプリ運営者)向けにスマートフォンアプリ向け動画リワード広告(動画の視聴により特典が得られる成果報酬型広告の一種)のメディエーション機能を提供開始した。
GenieeSSPは、純広告やRTBによる入札、複数のアドネットワーク、アフィリエイト広告から最も収益の高い広告を配信し、収益の最大化を実現するツール。メディエーションとは複数のアドネットワークと連携し、広告掲載効率や収益の最大化を実現するサービスだ。
メディエーション機能により、パブリッシャーはGenieeSSPが連携する国内外の主要なアドネットワーク7社の動画リワード広告を、自社のアプリのフィルレート(メディアやアプリに広告が表示される確率。広告枠の在庫に対する広告満稿の割合)や配信順序によるeCPM増減を加味した最適なロジックで簡単に配信できるようになる。
連携済みアドネットワークは以下の通り。
世界中の視聴者に最適な動画広告を配信:アプリ向け動画広告をグローバルに配信するプラットフォーム、ファンコミュニケーションズ子会社が提供
最もインプレッション単価の高い広告ネットワークを自動的に利用可能に:Zucks Ad Networkが「AdMobメディエーション」の広告ネットワークの最適化に正式対応
アプリ内広告在庫の優先取引やプライベートオークションの利用が可能に:ジーニー、「DoubleClick Ad Exchange アプリ内広告」の提供を開始
アドテク業界の「どうなってるの?」に答える(2016年版):買いたたかれる広告枠、アドテクはメディアの敵か味方か
【連載】これで分かる! アドテクノロジー入門:第3回 SSP活用でメディアが広告収益を最大化させるためのポイントCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.