「Coke ON」「AbemaTV」「Pepper」他、ITmedia マーケティング読者が2016年に注目したトピックは？：年間記事ランキング2016 【取材レポート編】（1/2 ページ）

「マーケ×IT」の最新潮流を伝えるITmedia マーケティング。2016年に公開した全記事の中から最もよく読まれた記事をランキング形式で紹介します。今回は取材レポート編です。

[ITmedia マーケティング]

ITmedia マーケティング年間ランキング（取材レポート編）

» 2016年1月1日〜2016年12月27日

1. 「コカ・コーラ パーク」から「Coke ON」へ、日本コカ・コーラがモバイル＋自販機で打つ次の一手
2. 「AbemaTV」仕掛け人が語る「横UI」誕生の秘密
3. “代理店任せ”の限界とは？　「HOME'S」運営のネクストがWeb広告運用のインハウス化に挑む理由
4. 「Pepper」がただの「客寄せ」で終わらない理由
5. 「顧客中心」の組織作り、誰もやらないならマーケターがやるしかない
6. 嘉永2年創業 山本海苔店が取り組む「若者のお歳暮離れ」対策としてのO2Oマーケティング
7. ケツメイシ15周年記念ライブで実現、ライブ×スマホ×カラオケの「O2O2O」プロモーション
8. テレビCMに「ネットで検索」を初めて導入した仕掛け人が「アトリビューション分析」の活用法を語る
9. 脱「広告換算」へ、PRの効果を科学する「いいね！偏差値」とは何か？
10. ABM、予測分析、そしてメンタリズム!?　これが「明日のマーケター」の生きる道

ランキング集計方法

2016年1〜12月に掲載したITmedia マーケティングの記事のうち編集部または外部ライターに委託して取材したレポート記事について、上位10記事をピックアップしました。

　リードマネジメントやインサイドセールスといったB2B向けの話題から、デジタル広告の効果測定、Webサイトの運用、オムニチャネル、ブランド戦略に至るまで、「マーケ×IT」を軸にさまざまな話題をお届けしているITmedia マーケティング。各分野のエキスパートからの寄稿連載（関連記事：「神田昌典氏特別寄稿他、ITmedia マーケティングで2016年に最も読まれた連載は？」）のみならず、編集部や委託ライターによる取材レポートも数多く掲載しています。その中で2016年、最も多く読まれたのは「『コカ・コーラ パーク』から『Coke ON』へ、日本コカ・コーラがモバイル＋自販機で打つ次の一手」でした。スマートフォンと自動販売機を起点に仕掛ける最先端のデジタル施策は、世界に冠たるコカ・コーラブランドの日本法人だからこそ実現できる取り組みともいえます。今回の取材では連載「B2B営業を成果につなぐブランド戦略」でもおなじみの山口義宏にインタビュアーをお願いし、ブランド価値をリアルな体験に落とし込むコカ･コーラの壮大な戦略の核心を聞いてもらいました。

「Coke ON」は日本コカ･コーラならではの取り組み《クリックで拡大》

　2位には、「『AbemaTV』仕掛け人が語る『横UI』誕生の秘密」が入りました。2016年にスタートしたインターネットテレビ局「AbemaTV」の仕掛け人 小池政秀氏とKaizen Platform CEO 須藤憲司氏が登壇した基調講演をまとめた記事です。サービスヒットの裏側にある差別化のポイントや、顧客体験に向き合うための組織の在り方について言及しています。

チャンネル切り替えがスワイプでできる「横UI」と24時間編成のコンテンツがAbemaTVの特徴《クリックで拡大》

　3位にランクインしたのは、「“代理店任せ”の限界とは？　『HOME'S』運営のネクストがWeb広告運用のインハウス化に挑む理由」でした。大手不動産・住宅情報サイトの「HOME'S」を運営するネクストは2016年10月、広告運用のインハウス化を始めました。本記事では、その狙いやインハウス化の効果、また、マーケターと広告代理店が今後求められる役割について聞いています。

　4位は「『Pepper』がただの『客寄せ』で終わらない理由」です。人型ロボット「Pepper」と連動したポイントプレゼントキャンペーンの集客効果を検証するための実証実験をレポートした記事です。集客効果だけではなく、Pepperのキャンペーン利用における課題や今後の展望などについても触れています。