見込み客を顧客へと育成するマーケティングオートメーション(MA)。有料ツールであれ無料ツールであれ、最低限必要な機能があります。今回はMAをMAたらしめる条件について解説します。
第1回の記事「オープンソースのマーケティングオートメーションを知っていますか?」で、マーケティングオートメーション(以下、MA)の本質を「見込み客(リード)に対して個別のコミュニケーションを取ることで顧客へと育成(ナーチャリング)し、成約を獲得すること」と述べました。それを実現するためにベンダーはMA製品にさまざまな機能を実装しています。この連載ではオープンソースのMAについて紹介しますが、たとえ無料で使えるものであっても、それをMAと呼ぶからには最低限必要な機能が備わっていなければいけません。
しかし、具体的にMAとは何ができるものを指すのかと問われたら、回答できる人は少ないかもしれません。今回はまず、そこを詳しく解説したいと思います。
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