テレビCM放映直後のスマートフォン向け広告配信の効果は? 実証実験の結果を公表休日日中のCTRは通常比2.2倍にも

ソネット・メディア・ネットワークスは、「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」における2度目の実証実験の結果を公表した。

» 2016年04月29日 09時20分 公開
[ITmedia マーケティング]
「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」の仕組み《クリックで拡大》

 2016年4月27日、ソネット・メディア・ネットワークスは、2016年1月に行った「Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告配信」における実証実験の結果を公表した。

 Logicad テレビCMリアルタイム連動型広告は、広告主のCMが放映された情報をリアルタイムに検知し、放映後3〜8分以内に同社のDSP(Demand Side Platform)「Logicad」によって地域や性別などをセグメントした視聴者に対してインターネット広告(バナー)を配信するサービス。

実験の概要《クリックで拡大》

 実証実験では、LogicadによるテレビCM連動型配信(放映後30分間以内)と通常の広告配信(放映後30分間以外)の効果測定を比較。実験は2015年9月にも女性向け下着メーカーのCMをサンプルとして行っており(関連記事)、今回は2度目となる。今回は某電子書籍サイトに関するテレビCM(新規顧客獲得型)が対象で、実験対象となったテレビCMの放映期間は2016年1月1〜11日。放映エリアは関東地方。スマートフォン向け広告の配信地域は関東1都6県。今回は、以下の傾向が明らかになったという。

CM放映後30分間の広告配信と通常の広告配信をCTRで比較すると

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