米SAS Institute Inc.(以下、SAS)は2015年5月26日、国連(UN)統計局が27年間にわたり集計してきた3億行を超えるUN Comtrade(国連商品貿易統計データベース)へアクセスできる「SAS Visual Analytics for UN Comtrade」の提供を開始した。
SAS Visual Analytics for UN Comtradeの特徴は、3億行を超える貿易データ全てを視覚化することで、貿易収支と貿易相手先との関係性を明確にし、これまで予想できなかった洞察を得られることにある。例えばアニメーション機能付きの「Trade History(取引履歴)」のバブルチャートを見ると、過去10年の間に、中国がオーストラリアの「主要輸入相手国」から「最大の輸出相手国」へと変化していることが分かる。
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