アンケートでは見えないリアルな行動を可視化、購買行動ログとメディア接触ログを使ったターゲット分析インテージが実施

インテージは2015年5月21日、「プランニングに役立つ購買行動ログとメディア接触ログを活用したターゲット分析」を実施したことを発表した。

» 2015年05月21日 16時00分 公開
[岩崎史絵ITmedia マーケティング]

 実行動ベースのマーケティングコミュニケーションの可能性を見出すことが狙い。分析には同社が提供している全国個人消費者パネル調査「SCI」と消費者のメディア接触行動を捉える「i-SSP(インテージ シングルソースパネル)」のログデータを活用した。

 ログデータには、消費者アンケートでは聴取しにくい無意識の行動データも含まれており、これを活用することで生活者の行動に基づいたリアルなプランニングが実現するという。

 分析を担当したのは、同社のマーケティングイノベーション本部 次世代プロダクト開発部の川畑夏奈氏。今回の分析では「アルコール飲料の購買データ」のみを対象とし、これにひもづく購買行動やメディア接触傾向について試験的にクラスタ分析を行い、その傾向を洗い出した。明らかになった点は以下の通り。

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