アウトブレイン、ニキペディアにお勧めコンテンツを表示サイト内回遊率向上

コンテンツ・レコメンデーション・プラットフォームを提供するアウトブレイン ジャパン(以下、アウトブレイン)は2月26日、ニキビケア商品「プロアクティブ」などの数多くの商品を提供するガシー・レンカー・ジャパン(以下、ガシー・レンカー)が運営するオウンドメディア「ニキペディア」に「Top Boxレコメンデーション」を導入したことを発表した。

» 2015年02月26日 16時00分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 アウトブレインが提供する「Outbrain Amplify」は、オウンドメディアで発信したコンテンツのリンクを、国内外の主要サイトに「今、あなたにオススメ」の記事として表示するソリューション。ガシー・レンカーは、ニキビに関する有益な情報を提供するオウンドメディア「ニキペディア」を2014年2月より運営しており、Outbrain Amplifyを活用して新規訪問者の獲得を実現してきた。その後、サイト内のお勧めコンテンツを表示する「Outbrain Engageレコメンデーションエンジン」を導入し、サイト内の回遊率を向上。そして今回、第三フェーズとして「Top Boxレコメンデーション」の採用を決めたという。

 Top Boxレコメンデーションは、読者が記事を読み終えてサイトをスクロールダウンした時に、ページ上部へお勧めコンテンツを表示する機能。通常、PCでコンテンツを閲覧するユーザーは、スクロールダウンした後にそのまま離脱する傾向が高いが、Top Boxレコメンデーションによりサイト外への離脱を抑え、回遊率向上が期待できる。

Top Boxレコメンデーションイメージ画像

 ガシー・レンカーでは、「Outbrain Amplifyにより、当社のニキペディアは新規読者が9割を占めており、これまでリーチできていなかったユーザー層にコンテンツを訴求できるようになり、プロアクティブ公式サイトへの流入ページビューも20%増加したことで新規購入者が増えた。また、レコメンデーションエンジンを導入したことにより、ページビューや滞在時間も増加し、エンゲージメントが向上。今回のTop Boxレコメンデーションにより、サイト内部の回遊率がさらに向上することを期待している」と話している。

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