京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)は1月22日、デジタルマーケティング事業における新ブランド「KANADE」を展開していくことを発表した。
「KANADE」は「企業と消費者に心地よいコミュニケーションを奏でる」をコンセプトにKCCSが提供するデジタルマーケティングサービスの新ブランド。同社では、「企業においてはさまざまな消費者の行動データを分析し、それらのニーズに合わせた細かなマーケティング戦略の実行が求められている」とする。その上で、「KANADE」という新マーケティングブランドを立ち上げ、複雑化するマーケティングオートメーション化の支援を目指す。
KCCSはこれまで基幹システム、情報システム構築からモバイルシステム構築、データセンター事業などさまざまな事業を手がけてきた。同社が長年培ってきたICT関連技術とデータサイエンスの技術/ノウハウをベースに2011年からデジタルマーケティング分野に参入し、自社開発の広告配信プラットフォーム(DSP)の提供やデータマネジメントプラットフォーム(DMP)の提供を行ってきた。
今後は「KANADE」ブランドでDSP/DMPをはじめとするサービスを拡充し、デジタルマーケティング事業全体で初年度30億円の売り上げを目指す。
第1回 なぜ、いま、DMPなのか?
第2回 プライベートDMP構築のポイント
第3回 DMP構築による統合マーケティングの実現
セグメントメッセージでメールマーケティングの効果が上がる
第1回 最新国内メールマーケティング事情
(後編)「お客さまを主体に」――ギャップジャパンのオムニチャネル戦略Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.