本田技研工業、サイト運営と管理業務を大幅に効率化へ ―― 「Adobe Experience Manager」採用Web管理スムーズに

アドビ システムズ(以下「アドビ」)は4月10日、新日鉄住金ソリューションズと協業し、本田技研工業に「Adobe Experience Manager」を導入したことを発表した。サイト運営/管理業務を大幅に効率化し、カスタマーエクスペリエンス向上を目指す。

» 2014年04月11日 11時55分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 Adobe Experience Managerは、アドビが提供するクラウドベースのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」の1つで、エクスペリエンス管理を支援するソリューション。数十万ページにおよぶ日本国内/グローバルの一般消費者向けWebサイトを持つ本田技研工業では、運営に関した数の編集者/制作者が関与し、コンテンツ作成から確認/承認/更新にわたるワークフローやプロセスをスムーズにすることが課題となっていた。採用に当たっては、Adobe Experience Managerの特長である「既存のWeb管理業務を変更することなく、バージョン管理とワークフローを構築しながら新しいテンプレートへ移行できる」という点を評価した。

 本田技研工業は、Adobe Experience Managerを導入したことで、コンテンツ表現の統一や、1つのデータを複数の目的/メディアで利用する「ワンソースマルチユース」の促進、重要情報のセキュリティ対策を実現していく。デジタルコンテンツ活用の効率化を図ることで、Webサイト運営にまつわるROIの向上も見込んでいる。最終的にはWebサイトのカスタマーエクスペリエンス向上を目指し、ブランド価値の強化を目指す。

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