米Twitterは現地時間8月28日、自社ブログで「リードジェネレーションカード」機能の本格リリースを発表した。
リードジェネレーションカードは5月にパートナー企業限定で提供していた機能で、ツイートにURLを入れるとリンク先の画像/テキスト動画コンテンツが表示される仕組みのこと。Webで配布している登録クーポンなどのURLをツイートすることで、Twitterユーザーに広くキャンペーンを告知できるほか、氏名やメールの登録率を向上させることができる。先行ユーザーからのフィードバックを受け改善を重ね、本格リリースを開始した。ちなみに先行ユーザーであるアウトドア製品販売のRockCreekは、同機能によりエンゲージメント率が4.6%向上、1週間経たないうちに1700人超のメールアドレスを取得したという。
リードジェネレーションカードのリリースにあたり、改善した機能は以下のとおり。
設定およびリード収集の簡素化:
リードジェネレーションカードの設定について、数分程度で完了できるように簡素化。また獲得したリードについては、Twitter Adから直接CSVにダウンロードしたり、自社CRMシステムにアップロードしたりすることもできる。
カード分析機能:
下記画像にあるようにリードジェネレーションカードのCPLを表示し、カードのパフォーマンス最適化を支援。
新レイアウト:
クーポンからニュースレターの購読、政治キャンペーンへの登録など、さまざまなニーズに応じた利用を実現するレイアウトを検証中。
多言語対応:
リードジェネレーションカードは、Twitter Adでサポートされているすべての言語環境で使用可能。ただ、「Twitter Ads for Small Business」は現在米国でしか展開されていないため、同サービスのユーザー企業はリードジェネレーションカードの利用も英語に限定される。
なお、リードジェネレーションカードの利用にあたっては、Twitter Adsアカウントの解説が必要となる。
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