アイ・エム・ジェイが「オウンドメディアによるエンゲージメント向上に関する調査」を行ったところ、全体の86.4%はオウンドメディアへの会員登録前より後の方がポジティブであることが分かった。
アイ・エム・ジェイは10月16日、「オウンドメディアによるエンゲージメント向上に関する調査」の調査結果を発表した。 調査では、ユーザーがオウンドメディアに登録する前と登録後で、「認知・想起率の向上」「積極的な行動変化」「イメージアップ」の各項目を10段階評価し、差分からオウンドメディアによる影響を分析した。
調査によるとオウンドメディアへの登録前後でいずれかの項目の点数が伸びたユーザーは全体の86.4%だった。項目別では、「認知・想起率の向上」(72.8%)、「積極的な行動変化」(68.3%)、「イメージアップ」(59.8%)だった。オウンドメディアにアクセス率が高いユーザー、滞在時間が長いユーザーほど「認知・想起率の向上」「積極的な行動変化」「イメージアップ」の数値が高かった。
またオウンドメディアで何らかのポイントを貯めているユーザーは、アクセス頻度が高く(週3回以上アクセスしているユーザーが全体では約3割、ポイントを貯めているユーザーでは約5割)、オウンドメディアでのポイント施策が顧客エンゲージメントにつながることが、調査から分かった。
ポジティブな影響をオウンドメディアから受けたユーザーは、調査対象者全体に比べ、オウンドメディア内でキャンペーンに応募する、ゲームで遊ぶなどの行動が多い結果となり、インセンティブやエンターテインメント目的であったしても、オウンドメディアに接触することで顧客エンゲージメント強化につながるという結果となった。
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