広告運用支援ツール「AdNote」がバージョンアップ 予算調整、カスタムレポート、分析の業務を自動化広告運用における主要3機能の大幅な機能強化

ブレインパッドは、広告運用支援ツール「AdNote」のバージョンアップを発表した。

» 2018年12月12日 21時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

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 ブレインパッドは、自社開発の運用型広告運用支援ツール「AdNote(アドノート)」が、バージョンアップを実施したと発表した。これにより、広告運用における以下の主要な3業務で大幅な工数削減が実現する。

  1. 予算調整:AdNoteの予算自動更新機能に、予算を媒体キャンペーン別に設定できる機能が追加となり、1カ月の予算が明確に決まっているキャンペーンや、絶対に予算を変更したくないキャンペーンに対して、予算の自動調整の対象から除外して管理できるようになった。運用担当者が毎日コストを計算して設定していた予算調整業務が自動化されるので、予算の超過や不足といった運用ミスを防ぐことが可能になる。
  2. レポート作成:広告運用者が定期的に報告しているレポートや、運用型広告独特のカスタムレポートが、手間をかけずに出力することができるようになった。広告運用担当者がレポート作成作業に追われる時間を削減し、本来行うべき「売上アップ」につながる提案や分析のための時間を捻出できるようになる。
    1. CV種別レポート
      登録・資料請求・問い合わせといった複数のCVポイントの内訳を表示できるレポートフォーマットを追加。これにより、CV種別レポートを作成するために複数回データをダウンロードし、手作業でレポートを作成していた手間が、1回のデータダウンロードでレポート出力可能となった。
    2. 品質スコアレポート(定点観測)
      キーワードの品質スコアを1週間単位で出力できるレポートフォーマットが追加され、各媒体の管理画面では「リアルタイム」の品質スコアのみ表示することが可能となった。日々更新されていく品質スコアを定点で観測し、AdNoteで「サマリレポート」として出力できる機能となるため、「過去にどのような施策をして品質が変動したのか」を時系列で確認できる。
    3. レポート自動送信
      AdNoteで作成したレポートをメールで自動的に送信することができる。今までレポートをダウンロードし、メールへ添付して送信していた一連の業務が自動化されるので、宛先間違いのリスクや、メールの送り忘れといったミスを低減できる。また、レポートを共有したいユーザーを設定し、送信の頻度を月次や週次で変更することで、担当者に恣意的にアラートとして通知することも可能となる。        
  3. 分析:今回のバージョンアップにより、特別な設定をしなくてもAdNoteの管理画面上で「費用とCVの比較」などの複数指標を用いた集計分析を行うことが可能となった。

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