アライドアーキテクツ、ファンマーケティングクラウド「ブランドタッチ」を提供開始新構想「ファン・リレーションシップ・デザイン」に基づくサービス第一弾

アライドアーキテクツは、ブランドの支持者を発掘し、起用を支援するクラウドサービス「ブランドタッチ」を提供開始した。

» 2018年08月15日 21時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 アライドアーキテクツは、広告主企業における「ブランド・アドボケーター(支持者)」の発掘・起用を支援するファンマーケティングクラウド「ブランドタッチ」を8月14日より提供開始した。

ブランドタッチ

 インフルエンサーに商品写真のSNS投稿を依頼できるクラウドサービスは多数提供されているが、多くはフォロワー数やフォロワー層が起用の基準となる場合が多く、短期的かつ大規模な情報拡散には効果的だが、その一方で商品の実際の愛用者ではないインフルエンサーが投稿を請け負うケースも多く、その効果に疑問を抱く企業も少なくない。

 ブランドタッチでは、ブランドの公式サイトなどにファンとの接点となる機能を搭載し、もともと商品に愛着・関心を持つファンをオーガニックに収集・蓄積する。そうして構築したファンのデータベースから、ブランドの発信するメッセージを真に理解していて、かつ発信意欲や影響力の高い支持者を見つけ出して直接的に交流することができるため、より本質的なファンマーケティングが実現できる。

 同社は2018年7月、国内向け事業において「ファン・リレーションシップ・デザイン」と名付けた構想を発表している。同社では広告主企業が発するメッセージに共感しコラボレーション(企業との共同作業)を楽しむ生活者を次世代のファンと再定義し、ファンの存在がビジネス成長に必要不可欠であるといった考えの下、企業とファンの最適な関係性を設計・構築することを目指している。今回提供を開始するブランドタッチは、この構想に基づくサービス化の第一弾となる。

 導入価格は初期費用が10万円、月額利用料が5万9000円から。導入プランに応じて金額は変動する。最低契約期間は6カ月から。ベイクルーズが展開するファッションブランド「SLOBE IENA」が導入を決定している。

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