マクロミルが創業25年で培ったリサーチや分析ノウハウを結集し、アイディエーションプラットフォーム「Coreka」を提供開始した。3500ブランドの市場・生活者データで「探索」を支援し、商品開発をワンストップに伴走する。
マクロミルは、同社の消費者パネルから得られる3500ブランドの市場・生活者データを活用し、商品開発におけるアイデア発想を支援するSaaS「Coreka(コレカ)」の提供を開始した。
生活者のライフスタイルの多様化や市場環境変化の加速によって、商品・サービスのライフサイクルが年々短くなっている。新商品・サービス開発の現場ではそれらの変化に対応した「生活者の理解」と「アイデア発想」が求められているが、その難易度は高い。「自社視点でしか生活者を捉えられていない」「アイデアの論拠となるデータ収集に膨大な時間と費用を要している」など、課題は少なくない。
そこで、「生活者を立体的に捉える意識と行動データ」「アイデア探索に適したUI/UX」「活用まで支援する機能とサポート体制」の3つに焦点を当てて開発されたのがCorekaだ。マクロミルが独自に構築する消費者パネルから得られる時系列での定量/定性データを搭載しており、ユーザーは3500ブランドの意識データや購買履歴データ、分析レポートなどにアクセスが可能だ。これにより商品開発に必要なデータをスピーディーかつ簡単に収集できる。
Corekaの特長は以下の通りだ。
有料版は3500ブランドの「購入金額」の時系列データを含む全分析データが見放題かつ全分析レポートをダウンロードし放題で月額30万円〜(10アカウント)。無料公開分析レポートと3500ブランドの一部分析データが見放題の無料版も用意している。
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