インテントデータ×キーエンス出身者のノウハウで実現 ABMを先に進める最先端の営業手法とは?ユーソナーとGrand Centralが営業BPOで提携

ユーソナーとGrand Centralは提携し、営業売り上げ拡大のためのBPOパッケージを提供開始する。

» 2024年12月10日 09時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 ユーソナーとGrand Centralは、インテントデータを使った営業を代行するBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)パッケージプランの企業向け提供で事業提携した。

 ユーソナーは820万拠点を網羅した法人企業データベースを基に正確な市場ターゲットの策定と営業推進・進捗管理を可能にする経営戦略プラットフォーム「プランソナー」を提供している。

 Grand Centralは2021年に元キーエンスのトップセールスを中心に設立された営業支援会社。"セールスの常識に革命を"というミッションを掲げ、クライアントの営業活動における課題を分析し、戦略立案の提案から、勝ちパターンのスキーム構築、営業代行などのソリューションを提供している。

あらためて、インテントデータとは?

 プランソナーにはインテントデータを基にしたABM(アカウントベースドマーケティング)機能が実装されている。インテントデータとは、Webサイトの訪問や特定のキーワードでの検索、ソーシャルメディアでの投稿といった、ユーザーの「意図」を示す行動履歴データのこと。ユーザー(と、ユーザーが属する企業・組織)が特定の製品やサービスに関心を持っているか、あるいは購入を検討しているかを探る手がかりとなる。

 インテントデータを活用した営業は、法人営業に不可欠なBANT(予算、決裁権者・、ニーズ、タイミング)のうちNとTを把握した上で相手にアプローチできるため、営業効率を高め、新規開拓にも離反防止にも役立つ最新の手法として注されている。

 しかし、これを実現するためには、自社データと連携できるデータ基盤システムの整備やデータ活用に長けた営業マーケティング人材の確保など、多くの課題が存在する。

 そこで、精細なインテントデータを提供できるユーソナーと営業のプロフェッショナル集団であるGrand Centralが互いの強みを生かすことで、インテントデータ営業の導入ハードルを下げ、持続可能な営業パッケージプランを開発した。

 提供サービスの概要は以下の通りだ。

  • ABMインテント機能(ユーソナー)
    • 日本最大級(820万件)の豊富な企業データと属性によるターゲティング
    • インテントデータ(自社サイト来訪企業、外部メディアとの提携、特定キーワードでの検索)を取得
    • これらのデータを営業リスト化
  • 営業コンサルティング(Grand Central)
    • キーエンス出身者をはじめ、営業のプロフェッショナルが営業戦略を立案
    • ニーズが高い貴重な顧客リストに対し、精微なPDCAで営業を最適化
    • 営業結果のデータやスクリプト、録音・録画データなどあらゆる成果物を納品

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