Sansanが実施した「営業活動における実態調査」の結果を紹介します。
名刺管理を軸にした営業DXサービス「Sansan」を提供するSansanは2024年4月、企業の営業・営業企画を担当する1025人を対象に「営業活動における実態調査」を実施しました。同調査の結果、コロナ禍後に営業の難易度が高まっていると回答した人(「高まっている」と「やや高まっている」の合計)は57.4%に達しました。
なぜ難易度が高まっているのか尋ねたところ、主な理由として「顧客ニーズの多様化」「営業手法の多様化」「新たな競合・類似サービスの出現」などが挙がりました。
営業現場におけるDXの推進状況を尋ねたところ、「進んでいない」または「どちらかと言えば進んでいない」と回答した人は73.5%に上りました。
営業DXに期待していることとして多かった回答は「営業活動の効率化」「新規顧客の開拓」「既存顧客からの売上拡大」の3つ。特に新規および既存顧客の売上拡大を期待する声が多くなりました。
業務効率化から売り上げ向上へ。掛け声ほど進まない営業DXの現状をただ嘆くより、伸びしろをいかに伸ばしていくかが重要と言えそうです。
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