GMOインターネットグループのGMOメディアが、クレジットカードや電子決済の普及に伴い活性化している「ポイ活」についての実態を調査しました。
ポイ活サイトの「ポイントタウン byGMO」やポイントサイトの構築を支援する「GMOリピータス」を提供するGMOメディアは、GMOリピータス連携サイトのユーザー3109人(10代から60代の男女)を対象に、「ポイ活」に関する調査を実施しました。
「あなたは意識してポイントを貯めていますか?」という質問に対して「はい」と回答した人は88.8%で、約9割の人が意識してポイントを貯めていることが分かりました。
ポイントを貯めている人にその理由を聞いたところ、「ポイントが貯まる場所が多いから」(42.6%)が最も多い回答となりました。次いで多くの回答を集めたのが「ポイントが貯まるキャッシュレス決済を利用するから」(41.8%)でした。クレジットカード決済やQRコード決済などを利用するだけでポイントが貯まるサービスも多いため、自然とポイ活を始めやすい環境が整っていると言えそうです。
ポイントの使い道としては「ポイント支払い(充当)」(50.3%)が最多。その他、電子マネーや現金など支払いとして利用できるものへ交換するとの回答が上位を占めました。一方で「ポイント投資」(11.4%)や「仮想通貨と交換」(2.2%)など、資産形成にポイントを使用する人も一定数いることが分かりました。
ポイントの貯め方では「ネットショッピング」(79.7%)が最多。「アンケート回答」(63.7%)や「ゲーム・クイズ」(47.9%)がそれに続き、日常的な買い物以外にも、ポイントを得るために行動している人が多いことが分かりました。
ポイントを貯めている人に、ポイントが貯まることでサービスの利用頻度が上がるかと聞いたところ、87.5%の人が「はい」と回答しました。
顧客との接点を求める企業にとって「ポイント」は重要な存在になっていると言えそうです。
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