LINEで求職者に合った採用情報を配信 No Companyが「チャットボット for 採用マーケティング」を提供開始：求職者が知りたい採用情報を知りたいタイミングで発信

就活生が身近に利用しているLINEを通して手軽に自社の採用情報を受け取れる環境を作れる。

[ITmedia マーケティング]

　博報堂グループ企業で企業の人事部門向けに採用広報・採用マーケティング支援を行うNo Companyは、「チャットボット for 採用マーケティング」の提供を開始した。LINE公式アカウント上において採用情報発信に特化したチャットbot機能を提供するもので、企業は各学生や求職者が知りたい情報を知りたいタイミングで自動配信できるようになる。

求職者が情報を受け取りやすいLINEでニーズに合った採用情報を届ける仕組み

　具体的にはまず、企業が採用情報を発信している既存のWwbサイトやSNSアカウントからユーザーが離脱するタイミングでポップアップバナーを表示させてその企業のLINE公式アカウントへの友だち追加を促す。求職者がそのLINE公式アカウントを訪れると数問の質問が表示される。求職者が回答すると、その内容に合わせて会社説明会や社員インタビュー記事などの必要情報を提供する。どんな質問をするのか、回答に合わせてどんな情報提供をするのかなどを企業ごとにカスタマイズして決めておくことで、受け手にとって効果的な情報を自動配信できるようになる。

LINE公式アカウントへ誘導するポップアップバナー（画像提供：No Company、以下同）

チャットで診断した内容に応じて最適なコンテンツがレコメンド表示される

　今日の採用活動においてはコミュニケーションチャネルの一つとしてLINEが広く活用されているが、多くの場合はWebサイトや他のSNS同様、情報発信は一斉発信にとどまっていた。新サービスでは、Algoageが提供するチャットbot（自動応答）機能を活用することで、個々の学生や求職者が求めるタイミング、ニーズに合った情報提供ができる。