新会社はその他のグループ内事業会社のデジタルマーケティングに関わるナレッジやリソースも集約し、グループのデジタルマーケティングの核となることを目指す。
博報堂DYホールディングスは、2024年度から始まる新たな中期経営計画の一環として、博報堂DYグループのデジタルマーケティング事業会社であるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)とアイレップを統合して2024年4月1日に新会社を設立すると発表した。現時点で新会社の社名は未定。
博報堂DYグループは2024年度から始まる中期経営計画において、「広告会社グループ」から「クリエイティビティ・プラットフォーム」へ変革していくことを掲げている。以下6つの事業領域に注力し、それぞれのビジネスの拡大と相互連携により、グループ全体の成長とグループ収益力の強化を進める考えだ。
この中で2のマーケティングビジネスは、これまで収益の柱として博報堂DYグループ全体を支えてきた、中でもデジタルマーケティング領域は市場の伸びが大きいだけでなく、変化のスピードと競争が激しい。クライアントのデジタルマーケティングニーズに対応するためには提供サービスの高度化や対応体制の強化が急務であり、新会社はグループの「デジタルコア」として、DAC、アイレップの2社の機能だけでなく、博報堂や博報堂DYメディアパートナーズなどグループ内事業会社の持つデジタルマーケティングのナレッジやリソースも集約する。
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