PLAN-Bが「BtoBマーケティング総合支援サービス」の提供を開始した。デマンドジェネレーションだけでなく、営業やカスタマーサクセスの領域までをカバーできるのが特徴だ。
PLAN-Bは2024年1月18日、B2B事業者のマーケティング課題を一気通貫で解決する「BtoBマーケティング総合支援サービス」の提供を開始した。
マーケティングの全体戦略の立案から、広告やオウンドメディアにおけるマーケティング活動、マーケティングオートメーション(MA)ツールを活用したリードナーチャリング、商談、さらに購入時のクロスセルやアップセルの提案によるカスタマーサクセスに至るまで、顧客企業が抱える課題やフェーズに合わせた支援を実施する。
B2Bマーケティングではリード獲得のみならず、その後のマーケティング施策の重要性も高まっている。LTV(顧客生涯価値)を最大化するためには全体戦略の設計が重要になるが、多くの企業では施策の実施に追われ、戦略の設計や効果検証の時間が確保できないという課題が顕在化している。また、部門同士で適切な連携が取れずに個別最適化が進んでしまうケースも少なくない。これらを解決する人材は少なく、採用も難しい。
そこで、累計取引社数5000社を超える支援実績のあるPLAN-Bが、自社のマーケティングチームにおける年間3000件以上の商談創出ノウハウを生かしつつ、上記の課題に悩むB2B企業の戦略立案・実行支援担おうというのが、今回のサービスの狙いだ。
PLAN-Bはこれまで、野村不動産ソリューションズやパソナ・パナソニックビジネスサービス、イトーキ、NTTデータなどをはじめ、さまざまなB2B企業にSEOやWeb広告運用を含むデジタルマーケティング支援サービスを提供してきた。顧客の中は大手企業もベンチャー企業も含まれる。支援先の業種、規模いずれも多種多様だが、商材ターゲットがSMB寄りであることが多く、工場の屋根改修や立体駐車場建設などニッチな領域にも顧客がいる。
今回のサービスでも想定する顧客の業種業界や規模感は問わない。いわゆる「THE MODEL」の体制でマーケティングを運用している、もしくはこれからその体制を築いていきたい企業がメインのターゲットとなる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.