全15業界150サイトのユーザビリティー(使い勝手やわかりやすさなど)を100点満点で評価したランキングです。
トライベックは全15業界150サイトの使い勝手や安全性といったユーザビリティーを評価したランキング「ユーザビリティランキング2024<企業サイト(PC)編>」を発表しました。
今回、ランキングトップに立ったのはJ:COM。前年トップの大日本印刷を抑え、前年より2つランクを上げました。総合得点は95.47。リニューアルによる全体的なスコアアップに加え、チャットをはじめとしたサポートコンテンツが他社よりも優れているという点が、トップに躍り出た要因であると考えられます。また、三菱自動車(前年年78位、今回13位)やセブン‐イレブン(前年127位、今回48位)もフルリニューアルにより大幅にスコアと順位を上げました。
トップ10は以下の通りです。
今年度のランキングは、デジタル庁のWebアクセシビリティー向上推進や障害者差別解消法の改正などの動きを反映して、アクセシビリティーを考慮した企業サイト提供が新たな評価項目に追加されました。同時に、ChatGPTを用いたカスタマージャーニー設定も新たな試みとして取り入れ、より高精度なジャーニーを軸とした評価が行われました。
「拡大した文字が適切に表示される」「自動スライドのカルーセルに一時停止ボタンを用意している」など、障害のある人だけではなく、さまざまなデバイス、さまざまな環境で利用する全ての人が平等に利用しやすいWebサイトを提供し、全体としても質の高いユーザビリティを実現している企業として、トライベックは大日本印刷や三井住友海上などの名を挙げています。
また、カスタマージャーニーの観点では、トップページから下層ページへの誘導や、情報取得におけるサイト内回遊など、ユーザーがアクションを起こしやすいような導線設計を実現して既存契約者や新規法人/個人など、あらゆるカスタマージャーニーを想定しているとして。大同生命のWebサイトを評価しています。、
企業のオウンドメディアは確実性と信頼性を求めるユーザーにとって依然として貴重な情報源です。ユーザーが欲しい情報をスムーズに取得するためには最適なユーザビリティがますます重要となっているようです。
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