インテージは、新型コロナ「5類」移行後初のハロウィ―ンの予定や意識を調査しました。
インテージは、全国の15歳から79歳の男女5000人を対象に実施したハロウィーンに関する調査の結果を公開しました。
これによると、2023年のハロウィーンにかける費用の平均は5620円で、コロナ禍以前の2019年の5980円とほぼ同じ水準にまで回復したことが分かりました。コロナの影響で落ち込んだ2021年の4021円と比べると1.4倍に増加しています。
ハロウィーンでやりたいことまたは行きたい場所が「ある」と回答した人は全体の23%。約4人に1人が「予定あり」であることが分かりました。具体的な予定を聞いてみると、最も多かったのは「ハロウィン限定商品を買う」(40%)で、「自宅の飾りつけ」(28%)、「お菓子を配る・もらう」(26%)などが続きました。
上昇率が高いのが「テーマパークへ行く」(16%)で、コロナ禍に伴う入場制限などで大きく落ち込んだ2021年と比べて10ポイントアップし、V字回復の兆しを見せています。
ハロウィーンは日本人にとってどのようなイベントなのか。全体で最も多かった回答は「世間が盛り上がる」(53%)でした。一方、「自分にとって身近」は4%、「自分もイベントに参加したり何かしらを行う」は5%にとどまりました。しかし、性・年代別で見ると、10代を中心とした若年層や子育て世代の女性では、ハロウィーンを自分ごととして捉えている人が多いようです。
男女とも高齢になるほど、「世間が盛り上がる」とさえ感じなくなる傾向があり、ハロウィーンについての意識は世代間でギャップが大きいことも分かりました。
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