Microsoft広告の利用は4割未満だが出稿企業の約9割は成果を実感――オーリーズ調査：今日のリサーチ

Microsoft広告の日本上陸から1年以上が経過しました。企業における活用状況はどうなっているのでしょうか。

[ITmedia マーケティング]

　B2Bを企業向けに運用型広告を中心としたマーケティング支援を行うオーリーズは、事業会社のマーケティング業務で広告運用に携わる担当者500人を対象に「Microsoft広告の活用状況に関する実態調査」を実施しました。

　現在Microsoft広告を活用しているかという質問に対して「活用している」と回答した企業は38％、「活用していない」と回答した企業が62％という結果になりました。

Microsoft広告を活用している企業は38％（出典：オーリーズ、以下同）

Microsoft広告はB2B企業での活用傾向が強い

　しかし、Microsoft広告を「活用している」と回答した企業188社に限って聞くと、88％が「成果を出せている」「どちらかといえば成果を出せている」と回答しています。

88％のMicrosoft広告利用者が「成果が出ている」「どちらかといえば成果が出ている」と回答

　「成果が出ている」「どちらかといえば成果が出ている」と回答した企業のうち、業態別ではB2B企業の割合が79％、B2C企業の割合が21％でした。ただし、「どちらかといえば成果が出ていない」と回答した企業の84％を占めるのもB2B企業で、成果に対する評価は二分されています。

「成果が出ている」「どちらかといえば成果が出ている」と答えた企業のうち79％をB2B企業が占める

　Microsoft広告は業界に特化した広告配信ができること、40代以上のユーザーへのリーチがしやすいと言われています。こうした特性をどう生かすか、B2B企業を中心にノウハウを探っていきたいところです。