Twitterが迷走する一方でMetaの「Threads」が台頭するなど、SNSの勢力図が動き始めています。そうした中、着々と成長するPinterestに注目してみます。
迷走するTwitter、他社追随ばかりのMeta、安全保障懸念のTikTok――。それぞれのSNSが課題を抱える中で、順調に成長を続けているのがPinterest。画像SNSの枠を超え、「やりたいことを発見したいとき、計画・実行したいときにアイデアを入手できるビジュアル探索ツール」として、Z世代を中心に着々とユーザーを増やしているようです。
現在は複数の画像や動画を1つのピンとしてまとめた「アイデアピン」が人気で、企業視点ではこれを活用した広告商品も気になるところです。
Pinterest日本法人のピンタレスト・ジャパンでカントリーマネージャーを務める成田敬氏はITmedia マーケティングのインタビューで「Pinterestのユーザーはファネルの初期段階で広告に触れ、ゆっくりと検討して買い物を行う。Pinterestはショッピング体験そのものを提供していると考えている。実際に店に行き、いろいろな商品の中から1つにインスピレーションを受け、一度帰宅する。そしてまた店に行って考えるといった流れだ。こうしたショッピングの面白さをPinterest上で体験できる。この行動が購買単価に影響していると考えている。Pinterestで出合ったアイデアをオフラインの購買に生かすことも考えられる」と述べています。
Pinterestがなぜ支持されるのか、企業はPinterestユーザーとどうやってつながることができるのか。あらためておさらいしてみませんか。
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