コロナ禍や物価高騰の影響などの社会的な潮流を踏まえ、日本の食生活における生活者の意識や実態、満足度、トレンドなどを把握するために実施した調査の結果です。
国内の電通グループ横断プロジェクト「食生活ラボ」は全国15〜79歳の男女計1300人を対象に、「食生活に関する生活者調査」を実施しました。
その結果によると、物価高騰・食品価格の値上げを理由に食費を節約している人は21.1%、値上げで今後の節約を考えている人は20.9%に達し、全体の約4割(42.0%)が食費を節約しているか検討していることが分かりました。これに、値上げに関係なくもともと節約している人(34.8%)を加えると、4人に3人(76.8%)が食費の節約を意識していることになります。ただし、約半数にあたる47.5%は「値上げがあっても食べたいものはガマンしない」と回答しています。
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