2020年7月に調査を開始して以降、上昇傾向を続けていたインターネット広告費の市況感が、初めて減少する結果となりました。
CARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)は、国内デジタルマーケティング業界の関係者を対象に2022年上期のインターネット広告動向と今後の広告指標について2022年7月に調査を実施し、8月18日に結果を公表しました。
同調査は昨今のインターネット広告市場における具体的な変化を探るために2020年7月から半期ごとに実施。国内マーケターの回答と運用型ディスプレイ広告出稿分析ツール「CCI 360 Programmatic Display Market Analytics」のデータを基に、インターネット広告キャンペーン費用の推移などをまとめています。
2022年上期は、インターネット広告費が横ばいから減少したとの回答が52.2%と半数を超えました。また、2020年7月の調査を開始して以降ずっと上昇を続けていたインターネット広告費の市況感が初めて減少する結果となっています。CCIは、不透明な社会環境やインフレなどの影響があると推測しています。
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