メタバースが新たな戦場? コカ・コーラとペプシのライバル関係のこれからを占うMarketing Dive

長年の間ライバル関係にある2つのブランドが、メタバースにおいて新たな局面を迎えている。持続可能性を巡る社会の要請は、競争を協力に変えるかもしれない。

» 2022年08月15日 08時00分 公開
[Peter AdamsMarketing Dive]
Marketing Dive

編注:本稿は3回シリーズの第3弾で「コカ・コーラ vs. ペプシ マーケティング視点で振り返る『コーラ戦争』の歴史」「『ペプシチャレンジ』で煽られて焦ったコカ・コーラの“痛恨のやらかし”とは?」の続きです。

 2022年においても、Coca-Cola(コカ・コーラ)とPepsi(ペプシ)のマーケターに課せられた使命はコーラ戦争の最盛期とほとんど変わらない。彼らにとって特に重要なのは、次世代の消費者を獲得するための取り組みだ。これはいつの時代においても困難な課題だが、今日はさらに複雑さが増している。肥満やその他の健康問題との関連性が懸念される中、甘い飲料を控える人が増えている。テレビ広告のような定番のメディアフォーマットは、マスへのリーチが確実に保証できなくなってきた。デジタル技術の進歩により、パーソナライズと効果測定に焦点が当てられているが、その実現はいまだ道半ばだ。

(出典:iStock.com/Popartic)

デジタルネイティブの心をつかむために両ブランドがやっていること

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