AppleがiOSに導入したATTの影響でマーケティング投資が抑えられた結果、iOS版ゲームのインストール数は低迷し、アプリ内課金は全世界で35%減少した。マーケターと消費者がプライバシーへの関心の高まりに順応するにつれて、ゲームアプリのマネタイズはますます難しくなっている。
AppsFlyerが発表したレポート「ゲームアプリマーケティングの現状〜State of Gaming 2022〜」(外部リンク)によれば、2021年6月にAppleがiOS 14.5のアップデートでATT(App Tracking Transparency)を導入して以降、モバイルゲームのアプリ内課金の収益が全世界で35%減少した。モバイルアプリはユーザーの許可なくトラッキングデータを収集することを禁止され、iOSのゲームアプリのインストール数は6%減少した。一方でAndroidのゲームアプリのインストール数は22%の伸びを示した。
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