三井住友カードとマクロミルが連携 アンケート結果とカード購買履歴を組み合わせた分析を実現カード会員の意識と行動を一気通貫で分析・検証

三井住友カードのキャッシュレスデータ分析支援サービス「Custella」とマクロミルのネットリサーチシステムが連携。アンケート結果(意識データ)とクレジットカード購買履歴(行動データ)を併せた分析を実現する。

» 2022年02月15日 12時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 三井住友カードとマクロミルは、2020年9月に両社間で締結した業務提携の一環として、三井住友カードのキャッシュレスデータ分析支援サービス「Custella(カステラ)」と、マクロミルのネットリサーチシステムを連携させる取り組みを開始した。

 マクロミルが独自開発したネットリサーチシステム「AIRs」は、 アンケートの一連の工程をWeb上で自動に行うシステム。調査票作成から条件設定、リサーチ実施、リサーチ結果のリアルタイム集計やデータ加工、アンケート回答も短時間で回収可能。創業から20年以上にわたり開発を重ね、現在では年間3万件を超える調査プロジェクトを支援している。

 Custellaは三井住友カードが保有するキャッシュレスデータを個人・加盟店が特定できないよう統計化し、顧客属性データ(新規、リピーター、インバウンドなど)や顧客行動ごとに集計した購買実績データ(平日、休日、時間帯、エリアなど)をさまざまな切り口で集計・見える化する。

カード会員を対象にした広告配信などの施策も

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