イー・エージェンシーのCDP「D-Lenz」はSaaSとスクラッチ開発の良いとこ取りCookieレス時代に顧客データを積極活用

顧客データや問い合わせデータのさまざまなマーケティングデータを統合し、顧客の分析やセグメント作成、統合データのマーケティング施策への連携を一気通貫で実現。

» 2021年10月18日 19時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 イー・エージェンシーは2021年10月7日、独自開発のカスタマーデータプラットフォーム(CDP)「D-Lenz」の提供を開始した。顧客データや問い合わせデータなどさまざまなマーケティングデータを統合し、顧客の分析とセグメントの作成、統合データのマーケティング施策への連携を実現する。

 個人情報保護の観点から、現状のデジタルマーケティングにおいて重要な役割を担うサードパーティーCookieの利用を制限する動きが強まりつつある。D-Lenzは、Cookieレス時代にも企業がカスタマーデータを効果的に活用できるようにすることを意図している。

 イー・エンジェンシーは、従来データ活用支援事業を手掛けてきた、データ起点のマーケティングノウハウをD-Lenzに投入。SaaSでありながら、導入企業に合わせたデータ形式の調整や分析方法の追加、変更など柔軟なカスタマイズにも対応する。

「BigQuery」をノーコードで使用可能

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.