【ECプラットフォーム】黒船「Shopify」が人気、国産勢もスモールスタート可能なツールが充実MarTechまとめ2021

D2Cブームやコロナ禍で加速する小売業のDXを背景に、ECプラットフォーム市場が引き続き成長中。国内外の主要ツールについてまとめました。

» 2021年09月30日 08時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 オンラインショッピングは世代を超えて普及し、スマホ経由で欲しいモノを好きなときに購入するライフスタイルが定着した。コロナ禍で不要不急の外出自粛が奨励される中でこのトレンドはますます加速したといえる。

 買う側が変われば売る側も変わらざるを得ない。これまで店舗しか販路を持たなかったメーカーがECを拡大させている。Amazon.comや楽天市場などのモール型だけでなく、自社Webサイトでの販売強化に取り組む例も増えた。一方で、顧客とのコミュニティーを軸に商品を開発し自社Webサイトで販売するD2Cのトレンドも加速している。

 自前でECを運営するために大きな助けとなるのが、各社が提供するECプラットフォーム(ECサイト構築ツール)だ。ページ作成にカート機能、カゴ落ち防止のメール配信など、ECを始めるために必要な機能が一通りそろったツールを使うことで、企業はシステムを一から構築することなくスピーディーにオンラインショップを開設できる。ECプラットフォームの多くはSaaSとして提供されるため、メンテナンスも不要で常に最新の機能を使うことができるメリットもある。

 国内外のさまざまな製品が登場しているが、ここでは代表的なものを紹介する(数字は2021年9月現在のもの)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.