AppleがATTフレームワークを本格導入して3カ月以上が経過しました。アプリデベロッパーや広告主、アプリユーザーがどのように反応したのでしょうか。
2021年4月26日のiOS 14アップデートとATT(App Tracking Transparency)フレームワーク本格導入から約4カ月。モバイル広告効果計測プラットフォームを提供するAppsFlyerは、現在のアプリユーザーの最新動向に関するレポート「ATT Dashboard」を発表しました。レポートはAppsFlyerが網羅する世界の3000以上のアプリデータ(2021年3月12日から8月24日)を基に、アプリデベロッパーや広告主がどのように行動し、アプリユーザーがどのように反応したかをまとめたものです。
2021年8月24日までにiOS 14.5へのアップデートを実施したユーザーは世界で71%。ATTフレームワーク導入直後の期間(8%)に比べ、63ポイント増加しました。特に6月7日から13日の期間では、前週比18ポイント増と最も高い伸び率を見せました。また日本では、8月24日までのiOS 14.5アップデート率が85%と、世界のより14ポイント高い数値となっています。
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