コロナ禍における有料オンラインイベントへの意識を定点調査した結果。
多くのリアルイベントが中止や延期、縮小開催を余儀なくされています。一方で、オンラインを介したイベント体験が浸透しつつあります。
ポストプライシングサービス「あと値決め」を提供するネットプロテクションズは、「コロナ禍でのイベント中止・オンライン開催に関する意識調査」の3回の結果を公表しました。調査は20〜50代の男女を対象に第1回が2020年3月、第2回が2021年7月、第3回が2021年3月に行われています。
イベント中止(無観客開催・中止・延期)経験者に対して心情を聞いたところ2回目以後「非常にがっかり」「がっかり」と感じる人は6割を超えています。一方で「しょうがない」と感じている人は減っています。
イベント中止経験者に、オンライン開催を希望するか尋ねると、希望する人の割合は年間を通して10ポイント増加。第3回調査では61%を超えました。参加予定だったイベントの種類別では「芸能系イベント」の中止を経験した人の75%以上がオンライン開催を希望する一方で、 「スポーツの試合」「冠婚葬祭」「学校行事」の中止経験者ではオンライン開催への希望が約半数にとどまっています。
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