クニエが公開したサブスク事業(ビジネスモデルとしてサブスクリプションを採用した事業)に関する実態調査レポートの一部を紹介します。
NTTデータグループのビジネスコンサルティング会社であるクニエは、サブスクリプション事業(以下、サブスク事業)経験者828人を対象に調査を実施(調査期間は2021年1月13〜19日)。その結果を基に「失敗するサブスク 17の特徴」と題したレポートをまとめました。
これによると、回答者自身が経験したサブスク事業において、最重要評価指標(KPI)の達成率が100%に満たなかったケースは91%。つまり9割超のサブスク事業は失敗していることが分かりました。
クニエが2020年7月に発表した「新規事業に関する実態調査」レポート(関連記事:「新規事業の実態 最重要KPI『100%以上達成』は約2割――クニエ調査」)では、KPI達成率100%未満は79%だったことから、サブスク事業は通常の新規事業より失敗する比率が高いと言えそうです。
回答者が最重要KPIとして設定した項目は以下の通りです。
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