正月三が日の総世帯視聴率(HUT)は過去10年で最高値となり、年末年始のテレビ視聴は例年と比較して高水準となりました。
ビデオリサーチは、視聴率調査(関東地区)とインターネットによるアンケート調査のデータを通じて年末年始におけるテレビ視聴・メディア接触の状況、生活者の行動・意識をまとめました。
2020〜2021年の年末年始における関東地区6〜24時の総世帯視聴率(HUT:Households Using Television。テレビ放送を放送と同時に視聴している世帯の割合)を前年の同日と比較すると、平日は前年よりやや高い程度でしたが、多くの人が休暇に入った12月30日から1月3日では前年を3〜4ポイント程度上回りました。特に1月1〜3日の正月三が日は、3日間とも過去10年間での最高値を記録しました。
2020年は三が日とそれに続く土日(4、5日)が明けると、普段の平日並みのHUTに戻りました。2021年は三が日と土日が重なったため暦の上では4日から平日がスタートしましたが、HUTはやや高めの水準を維持しました。1月7日に緊急事態宣言が発出された直後の3連休は、前年の3連休をやや上回る水準になりました。
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