美容意識のニューノーマル 目元は濃くリップは薄く、マスクによる肌荒れでスキンケア需要増――@cosme調査今日のリサーチ

「@cosme」会員調査の結果から、コロナ禍をきっかけにした美容への意識・行動の変化が続いてることが分かりました。

» 2020年11月11日 13時00分 公開
[ITmedia マーケティング]

 化粧品口コミサイト「@cosme」を企画・運営するアイスタイルは、15〜69歳の@cosme会員(女性)6732人を対象として2020年10月に実施した「美容とライフスタイルに関するアンケート」調査の結果を発表しました。

 同調査は2020年5月末(緊急事態宣言解除直後)に続き2回目となります。前回調査では外出自粛が続く中で、ベースメイクをする機会が減り、自分の素肌を目にする機会が増えたことなどからスキンケア需要高まる一方でメイク商品への関心は下がったことが確認されましたが、経済活動がある程度再開し「新しい生活様式」が定着し始めた現在、どのような変化があったのでしょうか。

5月調査と10月調査の結果を比較すると……?

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により「美容の考え方に変化があった」とした回答結果を前回調査と比較すると、「自分のために使える時間が増えた」という回答は減っているものの「おうち美容にかける時間」は微減にとどまっています。「マスクによる肌荒れ」を気にする人は増加。これは外出機会が増えていることが影響していると考えられます。

 そうしたことからスキンケアへの関心引き続き緩やかに上昇。スキンケアにかける金額についても「増えた」の回答でより高い増加傾向がみられました。

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