コロナ禍の収束が見通せないながらも、人々の消費は少しずつ動き出しています。ホリデーシーズンに向けての準備もいよいよ始まります。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大とともに消費者のマインドセットは大きく変わりました。Criteoは2020年9月に実施したウェビナー「2020年夏 Withコロナ時代に見えてきた新たな消費行動とは?」で、注目すべき調査結果および2020年後半の消費動向予測について紹介しました。
Criteoが保有するリテールサイトのトラフィックデータを見ると、2020年はもともと拡大基調にあったものの、2020年2月以降、ちょうどコロナ禍の拡大に伴い、その勢いが急激に大きくなっています。ピークとなる2020年4月末には対前年比で90%増となりました。
2020年8月のデータを見ると平均注文額(AOV:Average Order Value)は44.43%増、1人当たり購入頻度は7.78%増で、1人当たり消費は55.47%増となりました。多数のECサイトでの購入が増えているのも興味深いところです。
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