緊急事態宣言が発出された第1波と比較し、第2波では多くの企業が広告出稿の制限を緩和しているようです。
広告効果の分析ツール「XICA magellan」を提供するサイカは、企業の広告宣伝担当者320人を対象に「新型コロナウイルス第2波がマーケティング活動にもたらす影響」について実態調査した結果を発表しました(調査対象期間:2020年8月)。
2020年7月以降、いったんは収束に向かっていた新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の陽性者数が増加し、第2波が到来しているとの見方もあります。
政府が緊急事態宣言を発出した2020年4月の感染拡大(第1波)の際には多くの企業の事業活動にも影響が生じ、広告出稿も減少しました。しかし、第2波においては第1波の際と比較して広告出稿の制限を緩和している企業が過半数に達し、第1波よりも広告出稿を減らしたと回答した企業は10.4%にとどまりました。
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