引っ越しで不要品を捨てることによる機会損失額は1世帯当たり推計約15万5000円で、平均引っ越し料金約19万円の80%超に相当するということです。
新生活のスタートを控えた3月下旬から4月の頭は、引っ越しがピークを迎えるシーズンでもあります。この時期、引っ越し業者が見つからない「引っ越し難民」が毎年話題になりますが、業者が見つかったとしても繁忙期割り増しで高い料金を支払うことを覚悟しなければなりません。実際、引っ越し経験者はさまざまな後悔を抱いているようです。
メルカリが運営するメルカリ総合研究所はニッセイ基礎研究所の監修の下、過去3年のうちに引っ越しを経験した親子3人世帯の20代から40代、男女1036人を対象に、引っ越し実態調査を実施しました。
引っ越し時にやっておけばよかったと思うことについて、1位は「不要品処分で荷物を減らす」(33.1%)、2位は「早めの梱包・荷造り」(29.8%)、3位は「計画的な家の掃除」(29.3%)、4位「粗大ごみを早めに処分する準備」(28.6%)、5位「引っ越し業者への値引き交渉」(18.8%)という結果でした。荷物が多くなればそれだけ見積もりも高くなります。いるものといらないものをきちんと仕分けしなかった結果、びっくりするような見積書を受け取ることになったというケースも多いのではないでしょうか。
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