GDPR未対応企業が3割超 JIPDEC／ITR「企業IT利活用動向調査2019」：今日のリサーチ
個人情報のグローバル対応が課題になっています。
» 2019年04月04日 09時00分 公開
[ITmedia マーケティング]
日本情報経済社会推進協会（JIPDEC）とアイ・ティ・アール（ITR）は国内企業686社のIT／情報セキュリティ責任者を対象に、「企業IT利活用動向調査2019」を共同で実施しました。
ここでは情報セキュリティにまつわるインシデントの状況の他、2018年に施行されたGDPR（EU一般データ保護規則）への対応状況についても聞いています。調査の結果、「GDPRにのっとったかたちで適正に個人情報の移転を行っている」企業は前回の2018年調査より8ポイント増え、34.4％となりました。一方で、「知っているが何も対応していない」が13.5％、「GDPRを気にすることなく個人情報の移転を行っている」が19.8％と、現在も未対応の企業が3割超を占めていることも分かりました。
個人識別符号に関心
関連記事
GDPR、施行目前でも「知らない」「理解していない」が6割超──トレンドマイクロ調査
施行が2018年5月25日に迫るGDPR。その認知や理解は進んでいるのでしょうか。
「Facebookの個人情報不正利用問題」「GDPR」後のデジタルマーケティングで企業が意識すべきこと
企業のデータ活用が進んだが故の不安と不信。どう乗り越えていけばいいのだろうか。
「GDPR」について今、マーケターが知っておくべきこと
2018年5月に迫る「EU一般データ保護規則」（GDPR）、そして日本の改正個人情報保護法全面施行。「データ」にまつわる制度変更にデジタルマーケティング担当者はどう対処すべきか。専門家に基礎を解説してもらった。
マーケターが知っておきたいIT用語【セキュリティ編】
マーケティング部門とIT部門の協働のためにまず必要なのは、対話のベースとなる言語の理解。今回はセキュリティ関連用語を紹介します。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
SpecialPR
アイティメディアからのお知らせ
関連メディア
SpecialPR
アクセストップ10
- スマートスピーカーのスキル開発、今すぐ取り組むために押さえておくべきこと
- お金を払えばテレビに出られる？ 広報を狙う「悪徳営業」の実態
- 「缶入りのただの水」を評価額14億ドルのビジネスに育てたLiquid Deathのヤバいマーケティング戦略
- 今後5年間における男女平等の達成可能性で日本が最下位 「逆差別意識」の高まりも明らかに
- 「マーケター通信」サービス終了のお知らせ
- いつでもどこでも購入が可能な世界――顧客のインスピレーションとコンバージョンの距離が近づきつつある
- TikTokの「本当の脅威」 “中国政府にデータ筒抜け”どころではない
- 第5回 コミュニケーションデザイン――ユーザー視点でコミュニケーションのシナリオを考える
- アクセンチュアが提唱、成果を出すためにB2Bマーケターは「やりたいこと」をいったん捨てよ
- サードパーティーCookie廃止で“オワコン”SEOが再注目される理由
CX Experts アクセストップ10
- スシローの注文用ディスプレイ「デジロー」は何がすごい？ 大画面に盛り込まれた数々の仕掛け
- 生成AIに直接相談も 崩壊する購買ファネルの実態
- 月次報告180時間が「ゼロ」に パナソニック くらしアプライアンス社が挑んだVoC分析の改革
- 「AI検索」対応で有効な3つの手段 流入「80％減」を経験したHubSpotに聞く
- エンジニアなしで「AIエージェント」を作れる時代 日本マイクロソフト役員が語る可能性
- 宿泊と休憩が混在する予約システム 「福岡の老舗サウナ」に聞くデジタル化の課題
- 顧客データ取得は今の時代に合っていない 自販機アプリ「ジハンピ」が1000万DLされるワケ
- 子どもにもウケた【推しの子】 人気のワケと思わぬ「副作用」
- わずか1カ月で「AI引用が約1.5倍」 成功事例から見る「AI検索」対策の勝ち筋とは？
- GPT-5が大学院生なら、楽天のAIは高校生レベル？ それでも挑む“日本語特化AI”の勝算
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。