野村ホールディングス、アライドアーキテクツ、佐藤尚之氏は三者で、2019年4月をめどに「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業を担う新会社を設立することで合意した。
野村ホールディングスは2018年1月11日、アライドアーキテクツおよびコミュニケーション・ディレクターのさとなおこと佐藤尚之氏と三者で、2019年4月をめどに「ファンベース」を基盤としたマーケティング支援事業を担う新会社を設立することで合意したと発表した。
ファンベースとは、自社の商品やサービスを支持してくれる「ファン」を大切にし、ファンをベース(土台、支持母体)にして売り上げや価値を中長期的に向上していくという考え方。佐藤氏が2018年2月に出版した著書『ファンベース』(ちくま新書)で提唱した。
三者の共同出資により設立する新会社では、野村グループの有する事業法人などとの顧客接点、アライドアーキテクツのマーケティング支援ソフトウェアの開発力、佐藤氏が培ってきたマーケティング支援ノウハウを生かし、顧客の経営戦略に資する、ファンベースを基盤としたマーケティング支援サービスを展開する予定だ。
出資比率は野村ホールディングス51%、アライドアーキテクツ44%、佐藤氏5%となる予定であり、今後三者で協議を行い最終的に決定する。
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