広告主と一般消費者を対象に実施したインフルエンサーマーケティング実態調査の結果です。
WOMマーケティング協議会(以下、WOMJ)は、2017年12月に更新版を発表した「WOMJガイドライン」の浸透度および近年増加しているインフルエンサーマーケティングに関する実態調査を実施しました。
対象は全国の一般消費者(10〜40代男女のソーシャルメディア利用者)およびウェブ広告研究会加盟の広告主37社。一般層向け調査は2018年9月に、広告主向け調査は2018年7月13日〜8月14日に実施しています。今回の結果から、インフルエンサーが企業の依頼を受けて商品やブランドの紹介をする際に依頼を受けた事実を隠蔽する行為、いわゆるステルスマーケティング(以下、ステマ)には消費者の過半数が不快感を抱くことが明らかになりました。一方、企業からの依頼を明らかにした場合は「とても良い」「ありがたい」などが高くなり、逆にポジティブなることも分かっています。
こんな企業が嫌われる:残念な企業の口コミマーケティングはどこがまずいのか? インフルエンサーが本音を語る
【連載】ワンイシューで語り下ろすデジタルマーケティング:インフルエンサーの強みはフォロワー数にあらず
イベント×ソーシャルメディア:「ビールが注げる蛇口」×インフルエンサー、かまぼこの老舗「鈴廣」の狙い
インフルエンサーマーケティング新時代:「マイクロインフルエンサー」のビッグな訴求力に注目せよ
【連載】インターネット時代の企業PR 第36回:「結局ステマでしょ?」の批判にどう応えるか――戦略PR再定義に向けてCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.