日本企業のデジタル変革に関する実態調査から、組織にまつわるレポートを紹介します。
アドビ システムズは、年間売上高200億円以上の日本企業(B2C企業)4400社において経営企画部門とマーケティング部門の責任者を務める8800人を対象に「デジタル変革実態調査」を実施しました。同社ではこの調査を基に企業のデジタルマーケティングへの取り組みについて、組織、投資、戦略の3つの観点で分析しています。そのうち「組織の実態」に関するのレポートを紹介しています。
これによると、企業のデジタル化におけるマーケティング課題のトップは「デジタル化に対応した組織の整備」で54.4%。組織としてのデジタル化への対応が重視されていることが明らかになりました。一方で、デジタルコミュニケーションを統括する組織の設置率は26.3%となっており、現実と課題のギャップが浮き彫りになりました。
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