スパイスボックスは、1万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーのみ可能なリンク付き掲載を活用した広告商品「INSTORIES」提供開始した。
博報堂グループでソーシャルメディアを活用したマーケティングサービスを提供するスパイスボックスは、インスタグラムで1万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーを数多くネットワークするルーラと提携し、Instagram Stories(以下、ストーリーズ)へのリンク付き投稿を活用した広告「INSTORIES」の提供を開始した。
ストーリーズでは、現時点において1万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーの投稿にはリンクを掲載することが可能になっている。この特徴を生かし、ルーラがネットワークするインフルエンサーに対し、ストーリーズにWebサイトやキャンペーンLP、ECなどへのリンクを付けた投稿を促すサービスを提供する。これにより広告主企業は、インスタグラム上で認知獲得にとどまらない、生活者への直接的な行動喚起や購買促進施策まで一気通貫で実施することが可能になるという。
INSTORIESでは、インフルエンサーマーケティングに豊富な実績を持つスパイスボックスとルーラが連携することで、インフルエンサーの特長を踏まえた上でブランドの世界観や施策と適切なマッチングを図る。料理、ファッション、スポーツなど、特定領域の「TOL(トライブ・オピニオン・リーダー)」であるインフルエンサーはフォロワーとの距離が近く、投稿によってユーザーの態度変容を促しやすいと考えられる。こうしたインフルエンサーが自身のテイストに合わせて投稿するストーリーズにリンクを挿入することで、広告効果の増大を目指す。
TOLの発掘に当たっては、2018年5月にサービス開始した「ソーシャルトライブ調査」を利用し、企業やブランドがコミュニティー形成のためにアプローチすべき 「トライブ」や「ファン」を主要SNSから見つけることもできる。
料金体系は「フォロワー数ベース」に加え、インプレッション数やエンゲージメント数を加味したプランも予定している。
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