ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは、電通と広告商品などの開発において業務提携契約を締結した。
Wantedly Peopleは、最大 10 枚までの名刺をスマートフォンのカメラで撮るだけで瞬時にデータ化ができる無料の名刺管理アプリ。リリースから約1年3カ月でユーザー数は200万人を突破、読み込まれた名刺の数は現在5,000万枚を超えている。ユーザーの中心は東京、大阪、名古屋などの大都市圏に住む20〜50代のビジネスパーソンで、部課長以上の役職者が35%、社長や役員などの上位管理職が20%、年収が1000万円を超えるユーザーが20%。読み込んだ名刺に関連するニュースや情報を自動収集する「話題」機能は利用率が50%を上回り、多くのユーザーが名刺管理としてだけではなく、ビジネスの情報収集ツールとしても活用している。広告メニュー「Wantedly People Ads」には、記事広告を配信する「Article Ads」やインフォグラフィックを配信する「Story Ads」、動画広告を配信する「Video Ads」の3種類が用意されている。
ウォンテッドリーでは今回の業務提携を通じて、Wantedly Peopleが持つ名刺情報と電通が持つ生活者の興味・関心情報を連携させる仕組みを構築し、これらのデータを統合的に分析することでビジネスパーソン向けに特化した企業向けソリューションの共同開発を目指すという。
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